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西森 信行; 峰原 英介; 杉本 昌義; 沢村 勝; 永井 良治; 菊澤 信宏
NUP-A-96-10, p.314 - 316, 1996/09
原研FELでは、装置の故障等のトラブルもなく、レーザー発振へ向けて実験を続けている。まず第一に共振器ミラーを調整し、放射光の貯め込みに成功した。15の横はねミラーを用いた測定では、蓄積光出力とシングル光出力の比が計算値とほぼ一致することを確認した。現在は共振器中でのロスの少ない2のthrough holeからの放射光を取り出し、共振器軸を動かして発振実験を行っている。発振へ向けての光測定実験の現状を報告する。
杉本 昌義; 沢村 勝
NUP-A-96-10, 0, p.322 - 324, 1996/00
原研では遠赤外領域における自由電子レーザー(FEL)発振をめざし超電導リニアックを中心とした実験施設を建設した。放射線管理の問題上、電子ビームは最大1msec幅、くり返し10Hzでパルス運転される。これに同期してRFシステムは幅3msec、10ppsで同様にパルス運転されている。この方式は超電導空洞におけるRF場のフィードバック制御において困難を生じさせ、とくに長い時間レンジでみたときのふらつきが問題となる。この種のふらつきを制御する有効な方法として、空洞内の位相を一定に保つようなデジタル制御を既存の制御系に組込むことを試みた。制御のためのシステムモデル解析及び制御性能を報告する。
杉本 昌義; 北條 義文*; 金正 倫計; M.A.Chernogubovsky*; 前川 洋
NUP-A-96-10, 0, p.89 - 91, 1996/00
国際核融合材料照射試験(IFMIF)の概念設計活動が後半の2年目にはいり、他のサブシステムとのインターフェースに考慮しつつ加速器系参照設計パラメータの改訂が進められている。日本が分担している入射部の検討、超電導リニアックオプションの検討、100kW級全固体素子化高周波源の検討を中心に、コスト評価、スケジュール策定の現況について報告する。
M.A.Chernogubovsky*
NUP-A-96-10, 0, p.325 - 327, 1996/00
国際核融合材料照射施設(IFMIF)概念設計活動の加速器系における重要課題のひとつであるリニアックのRFシステムに関する検討を報告する。(1)セグメントRFQの高周波特性の解析、(2)伝送ラインに異種のフィーダーを用いず、大電流加速時に不要なモードが立たず、高周波源とのマッチング、制御信号の取出しに有利な高周波のフィード方式。
鈴木 康夫*; 池畑 隆*
NUP-A-96-10, 0, p.92 - 94, 1996/00
超小型X線源の提案をする。主コンポーネントは、プラズマ加速管とプラズママイクロアンジュレーターとからなり、いずれも0.1又は0.01cc程度のものになる。前者は、いわゆるレーザーによる航跡波を利用した加速器であり、後者はシートプラズマ列を用いたアンジュレーターである。いずれも、著者らが考案した、レーザー干渉法と共鳴イオン化法とによって作れることを示した。これらを現実化する光学系の提案とともに、全体としての概念設計、個別機器の考え方等を検討し、卓上化が十分に可能であることを示した。
須永 博美; 岡田 漱平; 金子 広久; 滝沢 春喜; 河裾 厚男; 四本 圭一
NUP-A-96-10, 0, p.95 - 97, 1996/00
原研で検討を進めているポジトロン利用研究施設、通称ポジトロンファクトリー(POF)の設置計画について、平成8年度に「ポジトロン利用研究施設の概念検討」が認可され、設置実現に向けて大きく踏み出すことになった。この概念検討においては1)高出力電子リニアックおよび電子ビームライン、2)ターゲット系および低速陽電子ビームライン、3)POF用建家の各項目についてこれまでの検討結果のとりまとめと改善できる要素の抽出を行い、実現可能な施設の全体像を作り上げることにする。